Brillia Art
BAG-Brillia Art Gallery-

Exhibition

窪田望 AIの余白
BAG+1、BAG+2
2023年8月11日(金)~10月1日(日)
※終了いたしました。

Overview開催趣旨

AIの技術を用いて生み出されたアート作品、いわゆるAIアートは急激に普及しつつあります。一方で、AIアートとファインアートの差は、未知数であることもまた現実です。
窪田望氏は、デジタルアートのマーケットプレイス(取引市場)であるFoundationのクリエイターランキングで、世界一位になったことのある作家です。AIの技術的側面に精通しつつ、アーティストとして多彩な活動を行っています。
本展では、アーティストとしての窪田望氏がAIのアルゴリズムを駆使して制作した、AIの新しい価値を引き出す作品を通して、ファインアートとしてのAIアートを探求します。
また、AIによるアートはリアルで精緻を極めるものが大半であることに対し、本展では「引き算」(要素を減らしてゆくこと)の機能を実装し、徹底的に題材となるテーマから引き算を繰り返しました。いわば、AIが生む「余白」に着目した作品づくりという世界観を、新たに創出します。



<+1> ギャラリー

■AIエンジニアが捨て去った風景の彫刻
今、AIは未来のものではなく、ChatGPTなどによって身近なテクノロジーとして、多くの人が利用できるものになってきています。しかしChatGPTは自然言語を使って正解を返してくれるものの、人と人とのコミュニケーションにおいてはそれだけでは不十分です。落ち込んでいる時に横にいてくれたり、言葉によらない寄り添いも必要です。
今回、窪田氏は18件のAI特許を取得している立場から、ChatGPTを改造し、質問から答えまでの“あいだ”を余白として表現しました。ユーザーの入力した文章を“喜怒哀楽”に分類し、4つの布の動きで見えない空間を可視化しました。
本来であれば、質問者は直接言葉による回答を求めますが、布の動きを見ながら感覚的に答えを認識し、人に寄り添うAIの姿が体感できることを狙いとしています。

<+2> ギャラリー

■AIによる「引き算」のアート作品
本来のAIアートは、さまざまなテキストと画像をペアで学習させたAIを用意し、テキストと画像の誤差を最小化するように設定します。そして、画像生成するAIとその作品の良し悪しを判断できるAIを何度も戦わせる「足し算」の方法で作品を完成させますが、本展では、そうした流れに対し、AIに「引き算」を実装し、極限まで色や線、構図をシンプルにした作品により、AIアートの新しい可能性を提示します。

■自分の脳波を元にした絵を描く
あなたは絵画の鑑賞者ではなく、あなたの脳波が絵画のための素材になります。「絵画を見るアート体験」から、「あなたが絵画そのものになる体験」へと誘います。

Artist & Exhibition Objects作家&作品紹介

窪田 望
米国NY州生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学在学中の19歳の時に起業し、現在18年目。
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻グローバル消費インテリジェンス寄附講座/松尾研究室(GCI 2019 Winter)を修了。米国マサチューセッツ工科大学のビジネススクールであるMIT スローン経営⼤学院で「Artificial Intelligence:Implications for Business Strategy」を修了。2019年、2020年には3万7000名の中から日本一のウェブ解析士(Best of the Best)として2年連続で選出され殿堂入り。内閣総理大臣賞受賞。銀座シックス、銀座資生堂パーラーで14回以上個展を開催。フランスルーブル美術館でライブペインティング。NHK、テレビ東京、日経BP、日本経済新聞など出演多数。

Eventイベント

関連イベント
「AIの余白展 ギャラリートーク」

開催日時:9月23日(土)
会場: BAG+1
入場・観覧無料


※終了いたしました。多数のご来廊ありがとうございました。

13:00~〉
トークテーマ「NFTからAIアートの未来」
登壇者:窪田望氏・鴨頭嘉人氏

YouTube講演家×コミュニケーション研究家

14:00~〉
トークテーマ「インスタグラムとアート」
登壇者:窪田望氏・中島侑子氏

医師、TOKYOインフルエンサーアカデミー主宰
関連イベント
「窪田望によるギャラリーツアー」

開催日時:8月11日(金)13:00~14:00
会場:BAG+1
入場・観覧無料
展覧会開催を記念して、窪田氏本人が在廊し、展示作品を解説いたします。ぜひご来廊ください。

※終了いたしました。多数のご来廊ありがとうございました。

Outline開催概要

展覧会名
窪田望 AIの余白
会期
2023年8月11日(金)~10月1日(日)
会場
BAG-Brillia Art Gallery- 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル
開館時間
11:00~19:00 (休館日:月曜日)
※9月18日(月・祝)は開館。翌19日(火)休館
主催
東京建物株式会社
企画監修
公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
会場構成
アリワークス
協賛
株式会社山本サンライズ51、株式会社東京カモガシラランド、株式会社S-Works
運営
株式会社クオラス
料金
無料
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