ARTIST VOICE
Q:応募のきっかけは?
母校の記念展示にお声がけいただいた際、美術館関係者や美術に携わる方々にもっと作品を見ていただきたいと思ったのがきっかけです。
その中で、東京の中心という多くの人が行き交う場所に作品を置くことができたら面白いと思い、応募しました。
Q:どうやって企画を考えたのですか?
飴は、美しく可愛らしい、誰にとっても身近なモチーフです。
一方で、そこに大量の蟻が群がることで、美しさの中に不気味さや違和感が生まれます。
私はその美しさと気持ち悪さが同時に存在する状態を表現したいと思いました。
また、1000匹を超える蟻を用いることで、群れが持つ圧倒的な存在感や、数が増えるほど増していく嫌悪感を表現しています。
Q:作品に込めた想いを教えてください。
この作品を見た時、まず「うわっ」と思ってもらえたら嬉しいです。
実際に蟻や昆虫が苦手な方であれば近づきたくないと感じるかもしれません。
しかし、立ち止まって見てみると、1匹1匹の形やガラスならではの透明感、光の反射など様々な表情が見えてきます。最初は嫌だったものが気づけば少し面白く見えていたり、美しく感じられたりする。そんな感情の変化を体験してもらえたら嬉しいです。
Q:実際に作品を完成させた感想をお聞かせください。
まずは蟻を1000匹作り切れたことに達成感があります。
大変なことも多かったですが、その中で最後まで作り上げられたことは自分自身の大きな自信になりました。この経験を次の作品にも繋げていきたいと思っています。