本作では、人との出会いや関わりのなかで、自分という存在が少しずつ変化していく姿を描いています。山のモチーフは三角形によって切り取られ、重なり、ずれながら、新たな形へと変化していきます。その姿は、自己と他者の「あいだ」で変わり続ける認識や関係性を象徴しています。見慣れたものが少し違って見える瞬間を通して、私たちはどのように世界を捉え、そこに意味を紡いでいくのかを問いかけています。